約10年前にレーシックの手術を約28万円で受けました。
10年前はレーシックがはやりだして、芸能人やスポーツ選手がレーシックをしたと聞くのが増えてきたころでした。
私がレーシック手術を受けた病院でも、かなり有名な芸能人やスポーツ選手の方も治療してるみたいで、パンフレットにいっぱいのっていました。
その反面、レーシックの安全性や後遺症の問題なども、まだわからないことが多い時期でした。
でも、毎日のコンタクトレンズや眼鏡のわずらわしさから解放されたくて、思い切ってレーシック手術をうけました。
今回は
- 私がうけたレーシック手術の体験談
- レーシック術後の後遺症やデメリット
- レーシック手術を受けて10年後の感想
についてまとめます。
あくまでもすべて私のレーシック手術体験と、私に起こった症状、感想です。
誰でも皆さん同じとは限りませんが、参考になればと思います。
私のレーシック手術体験談
10年前に受けたレーシック手術について
- 私が受けたレーシックの費用
- 治療の流れ
- レーシック手術直後の症状
- レーシック手術直後の見え方
について詳しくまとめます。
私が受けたレーシックの「手術費用」
当時大体10万円くらいがレーシックの相場だったんですが、私はレーシック専門の病院で、そのなかでも一番高いプランを選んだので、値段が28万円しました。
一般的なレーシック手術に比べて安全性が高く、見え方もキレイに見えると説明されました。
目の見え方なんて一生ものなので、思い切って高い方のレーシックにしました。
レーシック「治療全体の流れ」
適応検査→レーシック手術→翌日検診→一週間後検診→1ヶ月検診→3ヶ月検診
の合計6回病院にいきました。
レーシック手術前の視力は、右目0.3と左目0.2です。
最初の適応検査で私の角膜が厚いから、レーシック手術を2回受けられるよと言われたのを覚えています。
レーシック手術「当日の流れ」
手術当日はまず麻酔をしますといわれ、目薬の麻酔(点眼麻酔)をしました。
『こんな目薬をさすだけで麻酔になるの?もしかして手術中激痛なんじゃないか』
とかなり不安になったのを覚えています。
かなりビビりながら手術室に入ると、部屋が暗く、マッサージチェアのような大きな椅子があって、そこに座るというか寝るというか、歯医者さんの椅子みたいな感じです。
看護婦さんが5人ほど私の周りを囲んで、1人がぎゅっと手を握ってくれていました。
この手を握ってくれていたのが、すごく助けになりました。
安心感といいいますか、あれがあるかないかで手術の怖さが全く違います(笑)
椅子に座ってから目が閉じないように器具をつけて、望遠鏡のような感じで中に映っている点をずっと見ておくように言われました。
すると10秒くらいで『はい、終わったので洗浄します。』と言って目薬のようなものをさして、片目終了です。
驚くほど何も痛くない、ただ点をずーと見ていただけ。
あとは片目も同じことをしてレーシック手術終了です。
手術室に入って5分するかしないかでレーシック手術は終わりました。
手術後の視力は右目2.2、左目2.0になりました。
右目手術前0.3→手術後2.2
左目手術前0.2→手術後2.0
という事なので、すごく視力が上がりました。
レーシック術後「当日の症状」
レーシック手術後、病院でお薬をもらったり説明を聞いてるときは何ともなく、帰りに昼食を食べに行きました。
昼食を食べた帰りから、麻酔が切れてきたのか、両目にゴミが入ったような感覚になり、目が明けにくくなってきました。
おばあちゃんに付き添いで来てもらっていたんですが、目が開けにくいので、おばあちゃんに手を握ってもらって(笑)電車で帰りました。
家に帰ってからも目にゴミが入って痛くて開けられないような感覚が強く、その日は早く寝ました。
レーシック翌日から見え方に感動
レーシック手術をした翌日には痛みもなく、何よりすごくキレイに見えるのでビックリしました。
遠くまではっきりと見えるのはもちろんですが、色んなものが「小さく」感じたのが印象的でした。
レーシック手術前は、視力が悪いので、色んなものがぼやけて見えるからか、レーシック手術後ぼやけることなくくっきり見えるので、色んな物が小さく感じました。
今まで目に膜が張っていたのがキレイに取れたという感覚です。
レーシック手術後に感じた後遺症やデメリットについて
レーシック手術後に
- 老眼になる
- ハログレアになる
- ドライアイになる
とよく言われています。
実際に私がレーシック手術を受けて感じた、後遺症やデメリットについてまとめます。
レーシック手術後「老眼」になったかも
レーシック手術後、いつも通り携帯を見ていると、なぜか見にくいいんです。
他にも近くにいる人(肩がぶつかるくらい)と目があわせにくくなりました。
『人と目ってどうやってあわせるんだっけ?』という不思議な感覚。
数日たって気づいたんですが、携帯も少し離して見る方が見やすく、人とも少し距離がある方が目が合わせやすいんです。
そこで『これが老眼か』と思いました。
老眼かどうかははっきりわからないにしても
「今までと同じ近い距離で携帯は見にくい」
「近くにいる人と目が合いにくい」
と感じたのは事実です。
ただ、そんなにオーバーなものじゃなく、携帯を今まで見ていた距離より5㎝ほど遠くに持てば見えやすいです。
10年たったいまでも悪化もしていません。
あと「人と目が合わせにくい」に関しては一時だけでした。
数年たったころから何とも思わなくなりました。
今は普通に近くの人とも目が合わせられます。
一度眼科に相談に行ったので、その時のお話しも次にまとめておきます。
近くの眼科に相談に行ってみた話し
近くの人と目が合わせにくいといのが嫌で、もしかして私レーシック難民になってしまったかもと思い、ついでの用事もあったので、近くの眼科に相談に行きました。
結果、 検査も一応しましたが、何も問題なし。
先生には『急に視力がよくなったら、慣れてないから色々あるに決まってるでしょ。そのうち慣れます。』と言われただけでした。
先生に言われた通り、今は何も問題なく過ごせています。
レーシック手術をすると、1日で今までとの全く違う見え方に変わるんですから、最初は違和感があるようです。
でも、日にちが立つと見え方に慣れてるので、その見え方が当たり前になります。
少しの違和感は心配ないようです。
私の場合はほっておいても大丈夫でしたが、そうじゃない場合もあります。
もしレーシック後に違和感があるなら受診しておくことをお勧めします。
レーシック手術後、光がまぶしく感じる「ハログレア」
レーシック手術後から今も感じるのは「光の眩しいのが苦手」です。
日中の太陽や携帯、パソコンの明るさが苦手です。
携帯は暗い部屋で見るときは一番暗い設定にしても眩しいので、携帯画面を暗くするアプリを使っています。
太陽がまぶしいのは、もともと日焼け対策で日中は必ずサングラスをしているので、そんなに不便には感じていないです。
ただ、冬でも日中の外出時はサングラスがないと眩しいです。
ハログレアは「夜の車のライトがぎらついて見える」とよく聞くんですが、確かにぎらついて見えます。
というより、眩しすぎて車のライトは直視しづらいです。
レーシック手術後の「ドライアイ」
レーシック手術前からもともとドライアイで、1日数回目薬をさしていました。
ドライアイに関しては、レーシック手術後の今も変わらずなので、レーシック手術後特にドライアイがひどくなったという感じはありません。
むしろレーシックをしてコンタクトをしなくなったので、目薬をさす回数は減っています。
レーシック手術を受けて10年後の感想
レーシック手術を受けてから10年経ちましたが、今では昔自分の目が悪かったこともすっかり忘れてしまうくらい自然に生活しています。
最初は違和感も会感じましたが、違和感が悪化することもなく、今では何も感じず普通に生活できています。
レーシック手術前より光がまぶしく感じますが、生活に支障が出るほどではありません。
それよりも、眼鏡とコンタクト生活の方がよっぽど嫌です。
今でも視力は両目2.0をキープできていますし、私はレーシック手術を受けて本当に良かったと思っています!
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